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2026年3月24日

Good On People Vol.11 ジョン ダウン(Good On – Product planning)

  • Special Feature / 特集
  • Good On People / グッドオンピープル
店の前に立っている少年

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ブランド誕生から28年。


長い歴史の中でGood Onと深く関わるキーパーソンたちは、どのような人生を“経年変化”させてきたのか。その人物とGood Onとの繋がりを読み解く連載企画Good On People。


第11回のゲストは、Good On唯一の外国人スタッフである韓国出身のジョンさん。商品の企画からショップでのPR、さらには韓国の取引先ショップとの橋渡し的な役割まで幅広く活躍しています。


ジョンさんが日本に来日したのは2019年。日本語学校と文化服装学院を経て、2024年からGood Onの一員になりました。そもそもジョンさんはなぜ来日したのか、さまざまなブランドやセレクトショップがある中でGood Onを選んだ理由はなんだったのか。さらには今後の展望なども聞いてきました。

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#10_ジョン ダウン(Good On Product planning)


──まずは日本に留学しようと思ったきっかけを教えてください。


じつは中学生の時から日本のファッションに興味があったんです。そのきっかけとなったのは、メンズファッション誌『メンズノンノ』。当時は日本の雑誌は韓国では売ってなかったのですが、Yahoo!などから取り寄せていました。 読めば読むほど日本のファッションに魅せられ、いろいろ調べるようになったんです。そしたらヨウジヤマモトの山本耀司さんやKENZOの高田賢三さんなど、世界で活躍する日本デザイナーを輩出した有名な学校があることを知って。それが文化服装学院だったのですが、中学生ながらいつか行きたいと漠然と思っていました。

──『メンズノンノ』から日本のファッションに興味を持ったんですね。ちなみに留学前の韓国では、なにをされていたんですか?


韓国でもファッションデザインの専門学校に行っていました。1年が終わったら休学して2年ほど軍隊に行き、除隊後はさまざまなビジネスをしている母の仕事の手伝いをしていたんです。そんな中、改めて日本のファッションを勉強したいと強く思い、日本への留学を決意しました。


──2019年に来日してからは、まずは日本語学校に行ったとか。


そうですね、日本でのスタートは語学学校です。1年半ほど通ったので日本語には自信があったのですが、その自信は文化服装学院の入学初日に打ち砕かれました。語学学校でゆっくり優しく話す先生とは違い、同級生と話してこれが本当の日本語だって気付かされたんです。日本語に対する自信が一気になくなり、自己紹介もできなくなったほど。でも授業は待ってくれないので、自分で録音したり動画を撮って取り切りました。


──専門技術を母国語以外で学ぶのは、本当に大変だったと思います。それを乗り越えたジョンさんはすごいですし、心から尊敬します。ところで、Good Onのことは日本で知ったのですか?


はい、日本で知りました。そもそも職人精神で長く展開している日本ブランドに憧れていたので、素材や染色などにとことんこだわっているGood Onはすぐに好きになりましたね。

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──お店に行くと韓国のお客様との遭遇率がすごく高いのですが、Good Onの韓国での評判はどうですか?


韓国でGood Onの人気に火が付いたのは、コロナ直後くらいからでしょうか。韓国のファッションはトレンドの流れがすごく早いのですが、コロナで経済的に落ち込んだこともあり、消費者のマインドが長く愛用できるものを買おうという流れに変わりました。そこにGood Onがハマった感じになるのですが、そのきっかけは韓国のインスタグラマーやYouTuberです。韓国はインスタグラマーやYouTuberの影響力がすごいんですよね。そういった方たちが日本や韓国でGood Onを購入して、インスタグラムなどで紹介してくれて一気に広まったんだと思います。


ちなみにニュージーンズという韓国アーティストのプロデューサー、ミン・ヒジンさんも何度も来店していただいています。5色も購入していただいたGood Onのキーホルダーをメンバーにプレゼントして、それをメンバーたちがインスタグラムで紹介してすごく話題になったこともあるんですよ。


──韓国では、日本やヨーロッパとは違った広がり方をしているんですね。韓国で取り扱っているショップはどうですか?


韓国でGood Onを扱っているショップは、じつは【Supply Route】の1店舗のみなんです。すごく影響力のあるショップでカロスキルにあるんですが、アメカジブランドが集まっているセレクトショップになります。韓国のアーティストやインフルエンサーといった感性の高いお客様に支持されていて、このショップでGood Onを知ってくれた方も多いんですよ。


日本国内の状況をレポートでお伝えしたり、日本で売れているアイテムをおすすめしたり、バイヤーさんが来日した際に通訳をしたり。営業担当は野村重幸さんなのですが、私もさまざまな面で【Supply Route】に携わっています。

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──ジョンさんがいるのは、「Supply Route」にとっても心強いですね。ところで、韓国にはGood Onのようなブランドはあるんですか?


ベーシックなTシャツをメインに販売するショップやブランドも、最近は少しずつ出ていますね。ただ、韓国のそういったブランドには申し訳ないですが、クオリティ面はイマイチかもしれません。Good Onのように歴史のあるブランドはないので、しょうがないかもしれないですが。

──クオリティ面は、ジョンさん的にどういったところが気になりますか?


Good Onが得意とするピグメント染めは韓国ではあまり見られないですし、特に気になるのは素材です。ポリエステルなどの化繊が混紡されたTシャツが多いんですよね。だからコットン100%のGood OnのTシャツの柔らかい着心地が韓国で支持されているのかも。ラフで独特なテクスチャーに惚れる方も多いですね。

──ところでジョンさんは、ノベルティを製作したともお聞きしました。


そうなんです! 年末のギフトシーズンに合わせて、ラグランクルースウェットを購入した方に手作りのブレスレットをプレゼントしました。これはTシャツなどのハギレを使って製作したのですが、私の発案でもあったのでお客様にも好評で嬉しかったですね。


──他にはどんな業務をしているのですか?


韓国のショップとコンタクトを取ったり、デスクでのパソコン業務が多いですが、ショップに立つこともあります。恵比寿にあるフラッグシップショップは、世界各国からGood On好きのお客様が来店するので、話も盛り上がってすごく楽しいんです。


──韓国の方はもちろんですが、ジョンさんは物怖じすることなく、さまざまな国の方に接客されていますよね。


そのように感じていただけて嬉しいです。店に立つと、いろいろな国の方と話せるのがなにより楽しいんですよね。これはGood Onで働かないと経験できないことですし、どんなマインドで買い物しているかも分かる。さらに各国の文化も接客を通して学んだりもしています。


──それは素敵なことですね。先ほどからずっと気になっていたのですが、ジョンさんが着ているTシャツやジーンズは、もしやそれもジョンさんが手がけたのですか?


そうです。Good onのロンTをリメイクしました。文化服装学院に通っていた時から日本の侘び寂びの文化が好きでいろいろと探してみたんですけど、その時に出合ったのが刺し子です。デザインのワンポイントとして施しましたが、いずれはリペアサービスとしてご提供したいと思っています。例えば、長く愛用して破けてしまったものを、こういったリペアで蘇らせる。Good Onのお客様はTシャツを5年以上愛用している方も多いですし、こういういったサービスは喜んでいただけると思いまして。


──それは素敵な取り組みですね! ジョンさんのリペアには、手作業で仕上げたからこその温もりもあります。

ネクタイを締めた人の足

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よく見ると部分的に間隔が狭かったりするのですが、そもそも刺し子というのが“不完全さを美”とするところがあります。本当は完璧にしたかったんですけどね(笑)。でも、洋服やモノだけでなく、人間としてもこういったスタンスが好きなんです。誰も完璧な人間はいないけど、自分は自由。日本の方はそれファッションでも表現していますよね。そういうのも日本のファッションが好きなところです。

──最後に、ジョンさんの今後の展望を教えてください。


まだまだミスもしますし、仕事において難しいと思うこともたくさんあります。それをひとつずつクリアにしながら、リペアサービスも始めたいですし、Good Onをもっと韓国で広げたいですね。

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