2021年4月30日
アメリカものにこだわってきたブランドだから出せるこの風合い。 Good Onの”QUICK DRY TEE”はすごい!
この度、Good Onから初めて発売される機能素材を採用した「QUICK DRY COTTON T Shirt」。吸水速乾+イージーケアという2層構造糸で編み込まれたボディは、着る人に快適さだけではなくお手入れのしやすさ=気兼ねなさまでを与えてくれます。
今回は、インスタグラムのハッシュタグ #いつでも10キロ走れるコーディネート でお馴染みの株式会社BEAMS開発事業本部ディレクター、そして日本ランニング協会認定のランニングインストラクターの資格も保持する、ファッションとランニング両方に精通する牧野さんに着用してもらい、その魅力をうかがいました。
牧野 英明
BEAMS開発事業本部ディレクター
IG/@makinohideaki
Q.今回着用したクイックドライTシャツを最初に着た時の印象はどうでしたか?
率直に肌触りがいいなと。
ただそれ以上に、見た目。
スポーツものって杢目っぽい生地意外と無いんですよ。
仕事でモノ作りとか関わる機会が結構あるのですが、この生地感はポリエステル素材のものとかでは、ほとんど無い気がしますよね。
天然素材のものの質感は好きなんだけど機能が欲しい、という難しい問題に見事に応えてる風合いだなと。
この見た目で、速乾機能付き、この二つは本当になかなか無いんじゃないですかね。
どうしても合繊の素材だと、杢目調だとしても少しケミカルなイメージになってしまいがちですが、こちらは古着にもありそうな雰囲気で良いですね。
Q.USAコットンにこだわってTシャツ作りに邁進してきたブランドが、現代的な機能性をミックスしてきたことについてどう感じましたか?
これはアメリカものが好きな人だからこそ拘るポイントをしっかり抑えてると言えるでしょうね。
スポーツメーカーやライフスタイルメーカーでは、そこの部分に着目していないことが多いので、これは長年アメリカ製のTシャツに寄り添ってきたブランドだからこそ出せた風合いではないかなと思います。
確実に価値観の見出し方が違いますよね。
良い意味で、ブランドの柔軟性を感じます。
長年日本国内で染めにこだわってきたからこそできる大きな「ひと手間」
牧野さんが特に気になったポイントは、肌触りかと思いきや、実はその見た目。
なんとも絶妙な杢目調の風合いを出しているところでした。
これは、もちろん綿とポリエステルの配合によるところもあるのですが、そのあとのGood Onらしいひと手間がポイントなんです。
Good OnのTシャツの中で長年に渡って人気のシリーズがオーバーダイ、つまり後染めのものです。
このTシャツもそのシリーズ同様に、製品を縫製してから後染めすることで独特の風合いを生み出します。
さらに、今回は定番の綿100%生地とは違う混率のため、染まり方が変わってくることからさらに個性的な雰囲気のある仕上がりを生み出します。
これは確実にスポーツブランドでは掛けない、大きなもう「ひと手間」であり、アメカジテイストをバックボーンに持つブランドならではの発想ということになりますね。
Q.牧野さんは色々なTシャツやギアを着用してきたと思いますが、
ズバリこのGood OnのTシャツはどんなところが売りだと思いますか?
僕がこのTシャツを宣伝するとしたら”アメカジ好きな人が着れる、THEアメカジなスポーツTシャツ”って感じですかね。
弊社の成り立ちをご存知の通り、僕自身が元アメカジ育ちでもありますので、もちろんアメカジの雰囲気は好き、でも綿100%だと今っぽくない、かといってポリエステル100%のようなツルツルはスポーティー過ぎて苦手…という、そんなわがままな人にもピッタリな、とても魅力的な商品だと思いますよ。
「ヴィンテージのパタゴニアのバギーズショーツに合わせるトップスはこれ」みたいなね!
アメリカの西海岸寄りの人が、海沿いをランニングするクールなスタイルが目に浮かびますもん。
機能素材×アメカジ顔のハイブリッドスタイルなTシャツ
ついついアメカジ的目線になってしまった牧野さんですが、そこまで何とも気になる風合いが出せている理由にはもうひとつ忘れてはいけないポイントが。
それは前述したようにお馴染みの染めを施している、ということに加えてコットンがちゃんと70%で混紡されているということ。
「Good OnのTシャツ=アメリカンコットン」、当たり前ですが、ここだけは外すわけにはいきませんよね。
吸水速乾をうたいながら、しっかり米綿の良さも実感できるように作られた、まさに現代におけるGood Onの進化を物語るハイブリッド型アイテムといえるでしょう。
ちなみに、糸も太めの番手で仕上げているから、1枚でもさらっと着れて、様(サマ)になるスタイルを作れます。長年のアメカジ好きGood Onユーザーのこともちゃんと考えられています。
Q.ランニングで着用する場合、どのようなシーンにフィットしそうですか?
デイリースタイリングのまま近所を走ったり、着ていたままの格好で帰宅ランするときなど、オールマイティに使えると思いますよ。
かつてヴィンテージやアメカジ大好きで育ったけど、今はランニングが趣味で快適な服を求めてる、ガチスポーツものを着るのはちょっと、なんてランナーには超ベストなアイテムかも!
Q.最近はもっぱら「#いつでも10キロ走れるコーディネート」を公私ともにファッションで実践しているとのことですが、牧野さんならこのTシャツをどう着こなしますか?
Good Onらしいスマートなシルエットなので、同じ色のものを複数枚購入して、普段のデイリーなスタイルに取り入れて着まわしたいですね!
ファッション目線、ランナー目線どちらから見ても良いとこだらけのQUICK DRY TEE。往年のアメカジラバーにも納得の一枚になるはずです。
Photo:Iori Matsudaira
Text:Suemichi Tarodachi(elevenista)
Produced:Yosuke Niwa(Good On)
Production:KARHTU
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