2016年8月2日
Pigment Dye….
- GOOD ON DIARY / グッドオンダイアリー
Good Onのショールームに展示しているこの液体、バイヤーの皆さんは展示会の際などに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
今日はこの液体をピックアップしてご紹介したいと思います。
この液体は顔料が溶け込んだ染色液。
製品を顔料染めする過程で染め釜から採取したもので、私たちが絶対の信頼を寄せる染め職人さんから提供して頂いたものです。
長年培われてきた経験と独自のレシピによって、Good Onにしか出せない、あの風合いある色合いが生み出されています。
ピグメントネイビーを染める釜の中にフォーカスし、簡単に順を追って見てみるとこのような流れになります↓↓
一日がかりの大作業なので、かなり省略していますが、
このような感じで何度も染料を継ぎ足しながら徐々に濃色に仕上げていきます。
下の写真は、染色中にこの釜の中から採取した染色液で、左から採取した順(染めはじめ、染め途中、染め上がり時に採取)に並べたものです。
少し分かりづらいですが、順を追うごとに染色液の中の顔料が製品へと移っていき、はじめは濃紺だった液体の色が透明になっていったのが分かります。
これ、けっこうビックリですよね。
さらにいくつもの工程を経て、乾燥、仕上げへと進みます。
終始ミスの許されない繊細な作業の中で、量産を実現する為に計算された無駄の無い動きを続ける職人さん。
Team Good Onの心強い一員です。
Good OnのTシャツがお客様の手に渡るまでには、たくさんのプロフェッショナルの手が加わり、数々の工程と年月を経ているということ、そのバックヤードはあまりにも深く複雑なので、簡単には語りきれませんが、、
これから少しずつ、掘り下げてご紹介していきたいと思います。